ご自宅用お線香

「つながり」~ 過去から今へ続く 大切な人・ものを思う心
魂を供養したいと願って手を合わせ、ずっと続いてきた歴史に思いを馳せます
お線香をご自宅で使うときのシーンや、お線香の選び方などをまとめました。お仏壇のために使ったり、部屋用のお香のように使ったりと使い方も選び方もさまざまです。下記の各メニューを参考に選んでみてください。
こんな方にオススメ… | |
● お仏壇に使いたい | ● メーカーと銘柄が決まっている |
● 気に入った香りを室内用お香として使いたい | ● 香りの系統からお線香を選びたい |
● いろんな産地の香りを使ってみたい | ● 煙が少ないものがいい |
自宅のお仏壇用に使いたい
毎日のお勤めにお線香を焚く。古くから香りのお供えは仏様のお食事とされ、大切な習慣として伝わりました。宗派や地域によっても変わりますが、仏・法・僧の“三宝”、現在・過去・未来を示す“三世”に因んで一般的には朝・夕に3本ずつ立てて使うことが多いようです。上へ上へと上がっていく煙は、この世とあの世、ご先祖様とのつながりも感じられる大事なひとときです。
お仏壇に使っていただくお線香(お香)は気に入った香りのものをお使いいただくのが一番ですが毎日のことですので、内容量の多いお徳用タイプをおすすめします。月命日など少し特別な日には、ちょっとだけグレードの良い香りを焚いてみていただくのもおすすめです。

気に入った香りを室内用お香として使いたい

仏壇用のお線香として販売されているものを「部屋用のお香として使うのはダメでしょうか?」とご質問いただくことがありますが、問題ありません。なぜなら、部屋用の「お香」とされるものと仏壇用の「お線香」の明確な違いはなく、同じものだからです。お香は分類上、実は「線香」に該当します。気に入った香りであれば分類にとらわれず、お部屋にもお仏壇にもお使いください。
いろんな産地の香りを使ってみたい
香源では全国のお香メーカー製造の商品の中から、おすすめのものをセレクトし販売しております。さまざまな香りのお線香がありますが、製造される産地によって、香りの傾向や特徴があります。
例えば、大阪・堺のお線香。お線香の発祥地といわれるこの地で作られるお線香の特徴は、漢薬を調合したまろやかな香り。貿易地として栄えた堺には、海外から輸入された香原料が豊富にあったことがそのルーツとなっています。京都で作られるお線香は公家貴族が集う都ならではなのか、どことなく香りに京の都のような華やかさが感じられます。
さて、みなさまがいつも使われているお線香(メーカーさん)はどの地域のものでしょうか?下記の日本地図から、地域別にお線香をお選びいただくことができます。時には違う産地のお線香を焚いてみるのはいかがでしょう
お香の産地 全国マップ

煙が少ないものがいい
昔と今を比べると、お線香を焚く住環境は大きく変わってきました。マンションなどの集合住宅の住まいが増え、お仏壇を置くスペースもお仏壇のサイズも小さくなったことや隣の部屋の方へも匂いなどを配慮しなければいけないなど、煙ひかえめのものを使いたいという需要が増えてきています