香木や漢薬などの香原料を、指紋に入り込むほどの細かいパウダー状にして混ぜ合わせて作ったものが塗香です。古くは身だしなみとして身体に塗られたり、山寺などの参拝で水がない場所で手を清めるために使われるのが一般的でした。
現在では写経前のお清めに手に塗りこめて使用したり、和装でほのかに和の香りを纏わせたい時に使うなど、日常生活でも気軽にお使いいただけます。
桂皮・龍脳・丁子(ちょうじ)・大茴香(だいういきょう)・白檀などの香原料を調香してお作りしていますので、雅な移り香をお楽しみいただけます。