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伽羅は、ベトナムのある特定地域でしか採れない貴重な香木です。あまりに香りが良いことから、江戸時代にはほめ言葉の代名詞として使われていたほど優れた香木で、その香りは多くの人々を魅了してきました。 伽羅をめぐっては、歴史の至るところで登場してきます。中でも、代表的な香木が、現在、正倉院に保管されている蘭奢待(らんじゃたい)で足利義政、織田信長、明治天皇ら時の権力者がこれを切り取ったとされています。徳川家康・豊臣秀吉・伊達政宗なども香木のコレクターとして有名です。