ルチルは、水晶の中に細かい金の線が入った珍しい玉です。ルチルの美しい細かな黄色の線は、水晶の中に偶然黄鉄が線状に結晶化したものです。
不純物がたくさん入るということになるので、透き通った状態のまま黄鉄が入るということは、大変珍しいことです。
針状の筋が入っている水晶を【ルチル・クォーツ(金線入り水晶)】と呼び、古くから内包された針状の筋がキラキラと光ることを『キューピッドの矢』に例えていました。それが転じて恋を運んでくる石とも呼ばれていたそうです。
また、しし座の守護石の1つで、金色の線が入っていることから金線が入る(金銭が入る)とも伝えられています。そんな逸話から、ビジネスマンや商売をされている方にとても人気があります。
針状の筋がキラキラと光って見えますのでとてもインパクトがある天然石です。