懐かしさを感じる墨の香りのお線香

日本の香り『墨（すみ）』は、当店のオリジナル商品です。
こちらはお客様のご要望から生まれた香りです。

かねてからお客様より
『墨の香りのお線香はないですか？』
『龍脳のような香りのお線香はないですか？』
など、墨や龍脳の香りについてのお問い合わせをいただいておりました。

簡単そうで、なかなか難しいのがこの墨の香りです。
当店がイメージした香りは『書道教室や学校の書道の授業で感じることが出来る墨の香り』でした。

いくつか試作品を作りましたが、やっと納得のできる香りができあがりました。

使っている香原料は、天然の龍脳、麝香をはじめ複数の漢薬香料を微量に配合しました。
そして炭を入れて煙を若干抑えています。

フタを開けた時に薫る古風な香りは龍脳を中心とした古典的な香り、焚くとまろやかになり、少し時間が経つと少々の墨の中に感じる水っぽい甘さも感じとっていただけるように調整しました。

文字のロゴの『墨』という字は、上段が『かまど』で中段に『ほのお』があり、下段には『土』が入っている古い書体を書道の先生に書いていただきました。

いわゆる昔の『墨』という字です。

土の上に炎があり、かまどで墨を作っている様子なのだそうです。
今回は沈香・白檀といった香りではなく、新しい香りの挑戦の一つで、今後もお客様からお声を頂戴しながら様々な香りにチャレンジし、新たな香りをご提案できればと考えております。

まだまだ当店は微力ではございますが、香源オリジナルの墨の香りのお線香の香りをお楽しみいただければ幸いでございます。
ぜひ、皆様の香りのラインナップの一つに加えていただければ嬉しく思っております。