大切なご先祖にお線香のお供えを

春分や秋分の頃になると耳にする“お彼岸”。
『お墓参りに行く時期?』『おはぎを食べる日?』といったイメージを持つ方も多いかもしれません。
実はお彼岸はご先祖さまを供養し、日々の暮らしに感謝を伝える大切な行事です。
そのお墓参りや仏壇へのお供えの際に欠かせないのが“お線香”。
せっかくなら、香りや意味合いにこだわって選んでみるのもおすすめです。今回は、お彼岸にぴったりのお線香をご紹介します。
目次
1.お彼岸とは?
お彼岸は日本独自の仏教行事で、春分・秋分の日を中心とした前後7日間に行われます。
この期間は太陽が真西に沈むため、「あの世(彼岸)」と「この世「此岸)」が近づくと考えられ、ご先祖さまを供養する大切な時期です。
2.お彼岸はいつからいつまで?

お彼岸は年に2回あり、春分の日の前後3日間と秋分の日の前後3日間、計7日間です。
2025年の秋のお彼岸は9月20日(土)から9月26日(金)までとなります。
3.お彼岸は何をするの?
お墓参り
墓石を掃除する、お花やお線香を供える、ご先祖さまに手を合わせるなど。特別なことをする必要はありません。
心を込めて手を合わせればご先祖さまも喜んでくれるでしょう。
仏壇・仏具の掃除とお供え
仏壇をきれいに拭き掃除し、お線香やろうそく、季節の果物や故人の好きだったものをお供えしましょう。
おはぎ、ぼたもちを食べる
小豆には魔除けの効果があると言われています。春にはおはぎを、飽きにはぼたもちが良いですね。
家族と手作りして楽しむのもお彼岸ならではないでしょうか。
善行を積む(六波羅蜜を実践する)
六波羅蜜とはお釈迦様があらゆる善を6つにまとめたものです。
布施(分かち合う)、持戒(規律を守る)、忍辱(耐える)、精進(努力する)、禅定(心を落ち着ける)、智慧(学ぶ)
…と聞くとなんだか難しいものに感じますが、善行を積む=人に優しくする、感謝をするとも捉えられます。
ぜひ自分自身を見つめ直す機会にされてはいかがでしょうか。
お線香を贈り物に
お墓やお仏壇のお供え物にお線香は欠かせません。お世話になった方へ、お線香を贈りませんか?
香源のご進物
予算別に選ぶ
まとめ
お彼岸は元々は仏教的な意味合いが強い行事ですが、お彼岸について知ることでご先祖さまやお参りに対する気持ちも変わりますね。
お墓やお仏壇を綺麗にして、お線香を立て、いつもより丁寧に手を合わせてみてはいかがでしょうか。